座標測定システムでの測定
測定されたプローブポイントは、測定機によって、それぞれの移動軸に沿って特定の長さ測定システムに割り当てられます。その後、測定ソフトウェアがこの情報をさらに処理し、座標測定システム全体における特定の座標に割り当てます。
このようにして得られた座標から、CMMのソフトウェアは、直接測定されていない寸法(長さ、角度、2つの測定点間の距離など)の値を算出します。
座標測定システム(英語:Coordinate Measuring System)で算出された測定点(実測値)は、最終的に仕様書、つまり工具の設計図などに基づく値(目標値)と比較されます。 これらが一致しない場合、つまり測定誤差がある場合(製造上の欠陥によるものであれ、摩耗によるものであれ)、それに応じて適切な対応をとることができます。
3D測定機とは?
「3D測定機」とは、通常、比較的短時間(理想的にはリアルタイムで)測定対象物の3次元形状を計測できる測定機を指します。コンパクトなリニアカメラやマトリックスアレイカメラを使用することで、これらの測定機は、場合によっては携帯型、あるいは少なくともポータブル型になることもあります。ただし、ポータブル型CMMは、一般的に従来の測定機よりも精度がやや劣ります。
座標測定技術
多くの測定機器は、いわゆる座標測定技術を用いて動作します。測定機器(正式名称は「座標測定機」、CMM)は、適切なセンサーを用いて、ワークピースの表面上の特定の点が位置する正確な座標を計測します。
この際、座標系は、ほとんどの場合、座標測定システムの直交する移動軸と平行に設定されます。
非接触式検知
一方、カメラ、レーザー三角測量センサー、その他の手法を用いた非接触測定では、例えば光学式や電気式のセンサー技術が採用されています。この場合、測定プロセスは、測定プローブがワークピースに全く接触することなく行われます。状況によっては、これにより測定プロセスを大幅に高速化できる場合があります。
接触式測定
ワークピースの接触(機械的)測定には、測定プローブやタッチピンが使用されます。これには、主にスイッチングシステム(静止状態と接触状態のみを区別できるもの)と測定システム(狭い範囲内の偏差を測定できるもの)に分けられます。
マルチセンサー
マルチセンサー座標測定機は、さまざまな接触測定法を組み合わせることで、極めて正確な結果を得るだけでなく、あらゆる要件に最適な測定法を提供します。